2024年5月7日  第7回医師を目指す高校生へのセミナー開催のご案内を掲載しました。
2023年8月31日  第6回医師を目指す高校生へのセミナーが無事終了しました。
2023年6月15日  令和4年度 貸借対照表を掲載しました。
2023年5月15日  第6回医師を目指す高校生へのセミナー開催のご案内を掲載しました。
2023年4月25日  カンボジア・ネパール医療活動報告を掲載しました。
2022年7月1日  カンボジア医療支援 活動報告を掲載しました。
2022年6月22日  令和3年度 貸借対照表を掲載しました。
2021年7月1日  令和2年度 貸借対照表を掲載しました。
2014年6月1日  KSPP事業の項目を追加しました!
2013年9月1日  HP立ち上げました。
2012年3月26日  中国四国小児外科医療支援機構設立しました!


当機構では2024年8月4日に第7回高校生向けのセミナーを開催します。
医学に興味の有る高校生の参加をお待ちしています。

画像クリックでPDFをご覧いただけます。



《第6回 医師を目指す高校生の為のセミナー》を開催いたしました。

 この会は医師を目指す高校生に医療の楽しさを伝え、高い志を持って医師の道を目指す生徒が増える事を期待して平成27年8月に第1回を開催したものです。コロナ禍でここ3年ほど開催を中止せざるを得ない状況でしたが、本年はコロナ禍から落ち着きを取り戻したこともあり、8月20日に久しぶりにセミナーを開催することができました。
 参加者は総勢16名の参加となりました。岡山県の高校からは8名、広島県の高校からは7名、香川県の高校からは1名でした。
 当日は、朝10時からの講演、クイズ・談話しながらの昼食、午後からは手術縫合練習、腹腔鏡のトレーニング、超音波検査体験・新生児集中治療室・手術室・小児病棟の見学、懇談会など盛り沢山で午後4時まで休む暇無しの体験でした。
 参加者は皆一生懸命で、我々主催者としては、将来の日本を背負う若者達の真剣に学ぶ姿勢に触れ、大変頼もしく嬉しく思いました。
 以下に当日の写真、参加者の印象録を掲載します。
印象録には、参加者にセミナーの印象を自由に記載してもらうと同時に点数評価してもらったものです。
 評価結果は以下の通りです。100点満点の平均点を記載しています。
(1)セミナー全般;99.1点、(2)受講した自分の姿勢の自己採点;93点 (3)講演;94.4点、(4)昼食会;94.0点 (5)研修1 手術練習;94.3点、研修2:超音波検査・病棟見学;95.0点、(7)懇談会;93.0点でした。
 以下は自由記載の一部です。
・スタッフの皆様が優しく対応して下さってとてもリラックスできました。次にお会いするときは医者として会えれば嬉しいです。
・受験生の夏休みで少しモチベーションが下がっていましたが、セミナーに参加し、再び勉強のやる気が出ました。
・青山先生の講演を聞いてこんなに楽しく医師の仕事をしている人がいるのかと驚いたとともに、青山先生のような医師に憧れました。
・エコー体験や手術練習はとても新鮮でおもしろかった。講師陣が驚くほどやさしく、いつか自分が医師になれたらまた会いたいと思えるような方々ばかりだった。
・医師になった時の初期研修は岡山医療センターにきます!!
など種々ありました。
幸いにして多くの参加者が医師になりたい気持ちを強くしてくれたとの印象を受け、大変嬉しく思っております。
 このセミナーは、本NPOのスタッフのボランティアでの全面的な協力と事務局の皆さんの尽力によって成り立ったものです。 紙面を借りて深く感謝の意を呈します。
2023年8月吉日 文責 青山興司 人見浩介

1.参加者の集合写真
2.講演風景 3.手術トレーニング(結紮、縫合)
3.手術トレーニング(腹腔鏡) 4.超音波検査体験
5.小児病棟見学 6.懇談会

当機構では2023年8月20日に第6回高校生向けのセミナーを開催します。
医学に興味の有る高校生の参加をお待ちしています。

画像クリックでPDFをご覧いただけます。



カンボジア・ネパール医療活動報告

 2023年3月5日から12日にかけてカンボジアとネパールに行ってきました。メンバーはNPO法人中国四国小児外科医療支援機構から青山興司先生、浅井武先生、人見、そして岡山医療センター小児科二口慧介先生、手術室看護師1名です。今回の渡航では、まずカンボジアで国際医療NGOジャパンハートが運営しているジャパンハートこども医療センターで手術活動を行い、そしてその後ネパールに移動し首都のカトマンズにあるトリブバン大学教育病院で現地の医師たちとカンファレンスを行ってきました。

 カンボジアでの手術は胚細胞腫瘍の摘出術、代用膀胱造設術(悪性腫瘍の手術において膀胱を摘出した患児に、腸の一部で新たに膀胱を作成する手術)、腫瘍生検、尿道下裂の根治術を行いました。自分自身にとってもコロナ禍で実に3年ぶりとなったカンボジアでの医療支援活動でしたが、渡航前の事前Webカンファレンスでの症例検討、現地スタッフの方々のサポートのおかげで滞りなく予定していた全行程を終えることができました。コロナ流行前と変わらぬジャパンハートの皆様の熱意に嬉しく思い、また多くの関係者の方々のご協力に深く感謝いたします。

 ネパールでは、以前から青山先生と交流のある現地小児外科医のポカレル医師が所属するトリブバン大学教育病院を訪問し、その他の病院の医師らを交えて、小児外科・小児泌尿器科領域において最も治療に難渋する疾患の一つである総排泄腔遺残症について講義、術式紹介、症例提示といった内容でカンファレンスを行いました。ネパールは人口3000万人程度のインドの北東部に位置する国であり、近年徐々に発展はしていますが、いまだ貧富の格差と乏しい医療環境が大きな問題となっています。複数の国々が医療支援を行っていますが、日本もその中の一つであり、多くの方に親日感情を持って頂いています。トリブバン大学教育病院の医療設備拡充に日本の橋本元総理が深く関与しておられ、現地医師たちも我々日本人医師を親切に迎え入れていただきました。ネパールには小児外科医が診療を行っている病院が5つしかありませんが、その中で最も手術症例数の多いカンティ小児病院がトリブバン大学教育病院に隣接しています。カンファレンスを通して、カンティ小児病院の小児外科部長と交流することができ、カンファレンス後に病院の見学をさせていただきました。ネパールには貧困や医療資源の不足から治療を受けられない子ども達が多くいます。今後はNPO法人中国四国小児外科医療支援機構とトリブバン大学教育病院やカンティ小児病院で協力体制をとり、実際に手術などを通して技術指導、医療支援を行うことができればと考えています。

文責:人見浩介

手術の様子 現地の屋台で朝食をいただきました
手術風景 現地でのカンファレンス
我々メンバーと現地スタッフの集合写真
 
雄大なヒマラヤ山脈を眺めることができました  
ネパールのポカレル先生 カンファレンスの様子
カンファレンス後の集合写真 ネパール料理
カンティ小児病院 病棟回診

カンボジア医療支援 活動報告

 NPO法人中国四国小児外科医療支援機構は長年にわたり、国際医療NGOジャパンハートと連携して国際医療支援を行ってきましたが、COVID-19感染拡大に伴い現地活動がここ数年途絶えておりました。この度の渡航制限の緩和を受け、2022年5月3〜11日、岡山医療センターから中原康雄先生、倉敷中央病院から花木が現地での活動を行いました。

 カンボジアの首都プノンペンから北へ約35kmのカンダール州に開設された「ジャパンハートこども医療センター」が活動拠点です。のどかな農村地域の病院ですので最新のデバイスはありませんが、必要な器具やスタッフがそろっており、治療体制が整っています。派遣期間内に最大数の手術ができるよう、現地スタッフとWEB会議を重ね、出国しました。

 手術は1〜10歳前後で、肝芽腫、腎芽腫、胚細胞腫瘍、横紋筋肉腫、神経芽腫といった、日本では1万〜50万人に1人とされている希少がん患者を主に行いました。また尿道下裂や水腎症といった小児泌尿器疾患の手術も行いました。日本国内では症例数を積みにくい小児固形がんを多数経験でき、私自身の研鑽にもつながっています。

 カンボジアでの小児がんの子どもは、周辺国の統計から600人と推定されていますが、医療機関で治療を受けているのは1/3程度と言われています。生存率も先進国では80%以上ですが、発展途上国は20%未満です。困っている子どもたちを助け、笑顔にしたい。この思いが薄れることはなく、今後も我々は海外での医療活動にも積極的に関わっていきたいと考えております。

 活動中には2017年および2020年に岡山医療センターに受け入れて手術を行った、小児がんのこども達がわざわざ会いに来てくれました。見せてくれる純粋な笑顔が、小児外科医として成長し続けたいと思うエネルギーにもなります。これからも子どもたちを笑顔にできるよう、研鑽を積んでいきたいです。

文責:花木祥二朗

手術を受けた男の子
手術の様子  
朝日を見にウドン寺院まで早朝ランニング  
現地の料理も味わいました タランチュラ、コウロギ、蜂の子
2017年に岡山医療センターで治療した女の子の成長した姿に感動しました
(撮影時マスクを外しています)
コロナ渦の2020年に同じく岡山医療センターで治療した2人の男の子も会いに来てくれました
帰国前の集合写真


第6回(2020年度)高校生セミナーの開催中止について

 この会は医師を目指す高校生に医療の楽しさを伝え、高い志をもって医師の道を目指す生徒が増えることを期待して平成27年以降毎年1回開催しております。
しかしながら昨今の新型コロナウイルスによる諸事情から、2020年8月に当セミナーにおいても開催できるかを慎重に検討してきましたが、この度中止と決定いたしました。
 
 毎年、日本の医療を担うであろう若者に、主催者側も刺激をいただきながらの開催でしたが、やむを得ません。来年改めて開催できるように我々も努力していく所存です。

 参加を検討していただいた皆様におかれましては、大変申し訳ございません。卒業生はコロナに負けないように受験勉強に励んでいただき、在校生は来年以降の参加をご検討ください。

NPO法人事務局


《第5回 医師を目指す高校生の為のセミナー》を開催いたしました。

 この会は医師を目指す高校生に医療の楽しさを伝え、高い志を持って医師の道を目指す生徒が増える事を期待して平成27年8月に第1回を開催したものです。毎年8月に行っています。本年も8月4日に行いました。総勢10名の参加となりました。岡山県の高校からは7名、広島県の高校から3名でした。
 当日は、朝10時からの講演、クイズ・談話しながらの昼食、午後からは手術縫合練習、腹腔鏡のトレーニング、超音波検査体験・新生児集中治療室・手術室・小児病棟の見学、懇談会など盛り沢山で午後4時まで休む暇無しの体験でした。
 参加者は皆一生懸命で、我々主催者としては、将来の日本を背負う若者達の真剣に学ぶ姿勢に触れ、大変頼もしく嬉しく思いました。
 以下に当日の写真、参加者の印象録を掲載します。
印象録には、参加者にセミナーの印象を自由に記載してもらうと同時に点数評価してもらったものです。
 評価結果は以下の通りです。100点満点の平均点を記載しています。
(1)セミナー全般;101点、(2)受講した自分の姿勢の自己採点;82点 (3)講演 ;97点、(4)昼食会; 96点 (5)研修1 手術練習; 99点、研修2:超音波検査・病棟見学;97点、(7)懇談会;95点でした。
  以下は自由記載の一部です。

1) 今まで知らなかったことを直接医師の方に聞くことができて、とても印象に残るセミナーになりました。手術練習が個人的に1番楽しかったので医学部へ行ってまた練習したいと思います。(A君) 2) 先生方がとても優しく接してくださり、とても良い雰囲気のチームだなと思いました。特に実習練習やエコーの体験の時には親身に教えてくださり、ありがとうございました。今日を通して、医師とは技術と知識だけでなく優しさや思いやり、そして終わりのない向上心で成り立っているのだなとわかりました。私は今まで“医学部へ行くぞ!”という強い意志は持っていなかったのですが、医師ってとても素晴らしい職業だなあと思います。正直、今はたくさん勉強しているという状況ではないので、これから夏休み後半を有効活用してたくさん勉強して成長していきたいです。今日はとても楽しかったです。本当にありがとうございました!(Bさん)  

など種々ありました。
 幸いにして多くの参加者が医師になりたい気持ちを強くしてくれたとの印象を受け、大変嬉しく思っております。
 このセミナーは、本NPOのスタッフのボランティアでの全面的な協力と事務局の皆さんの尽力によって成り立ったものです。 紙面を借りて深く感謝の意を呈します。    

2019年8月吉日  文責  青山興司

生徒の参加は以下の高校です 岡山県立操山高等高校・明誠学院高等学校・岡山龍谷高等学校・金光学園中学高等学校・総社高等学校 広島大学附属福山高等学校・広島皆実高等学校・西大和学園高等学校

1 参加者の集合写真
2 講演風景  
3 スタッフと一緒の昼食会  
4 昼食会後のクイズ大会  
5 手術トレーニング(腹腔鏡)  
5 手術トレーニング(結紮、縫合)  
6 超音波検査体験  
7 小児病棟見学 8 手術室見学
9 NICU見学 10 懇談会



当機構では2019年8月4日に第5回高校生向けのセミナーを開催します。
医学に興味の有る高校生の参加をお待ちしています。

2019年6月18日

画像クリックでPDFをご覧いただけます。



《第4回 医師を目指す高校生の為のセミナー》を開催いたしました。

 この会は医師を目指す高校生に医療の楽しさを伝え、高い志を持って医師の道を目指す生徒が増える事を期待して平成27年8月に第1回を開催したものです。毎年8月に行っています。本年も8月19日に行いました。
年々参加者が増加し、特に今年は応募者が多く、各校2名までとさせて頂きましたが、総勢24名の参加となりました。岡山県の高校からは18名、広島県の高校から6名でした。
 当日は、朝10時からの講演、クイズ・談話しながらの昼食、午後からは手術縫合練習、腹腔鏡のトレーニング、超音波検査体験・新生児集中治療室・手術室・小児病棟の見学、懇談会など盛り沢山で午後4時まで休む暇無しの体験でした。
 参加者は皆一生懸命で、我々主催者としては、将来の日本を背負う若者達の真剣に学ぶ姿勢に触れ、大変頼もしく嬉しく思いました。
 以下に当日の写真、参加者の印象録を掲載します。
印象録には、参加者にセミナーの印象を自由に記載してもらうと同時に点数評価してもらったものです。
 評価結果は以下の通りです。100点満点の平均点を記載しています。
(1)セミナー全般;99点、(2)受講した自分の姿勢の自己採点;84点 (3)講演 ;99点、(4)昼食会; 93点 (5)研修1 手術練習; 96点、研修2:超音波検査・病棟見学;98点、(7)懇談会;95点でした。
  以下は自由記載の一部です。

(1)実際に医師の方々とお話することで、自分も将来は医師になりたい!という思いが強くなりました。これから色々いっぱい経験し、「新しいことを学ぶ」いうことを楽しみ、その場その場の状況も楽しいと感じられる人になりたいと思います。本日はありがとうございました。(A君)
(2)自分の夢が決めきれていないことにあせりを感じていましたが、体験して医師ってすばらしい職業だなと感じました。このセミナーに参加して、この病院に来て、ここの先生方に出会えて私はとても幸せです。自分の夢に向かってがんばります。(B君)
(3)初めて海外で活躍されている医師の方にお会いして、自分も海外で働きたいと改めて思いました。医師は患者を救うという志があるから頑張れるけど、患者は何で頑張れるのか、ずっと疑問でした。けど、今日のセミナーに、先生方のような人にお会いして、患者が頑張れる理由がわかりました。私もなりたいと思います。ありがとうございました。(C君)
(4)今までに体験したセミナーの中で一番よかった。初めは6時間もの時間何をするのだろう!?と思っていたが、実際にやってみると、あっという間の時間でした。研修Tでは、先生方がやさしく親身になって教えてくださったことで、楽しく体験することができました。ここの先生方はみな笑顔でされている所を見て、自分もそういう医者になりたいと思いました。本日はありがとうございました。(D君)
(5)想像以上に素晴らしいセミナーでした。医者は中学の時からずっと憧れていた職業でしたが、今日青山先生の貴重なお話をきいたり、実際に医療体験をさせていただき、もっと医者になりたいと思えました。心豊かな医者になれるように頑張ります。今日は本当にありがとうございました。(E君)

 など種々ありました。
 幸いにして多くの参加者が医師になりたい気持ちを強くしてくれたとの印象を受け、大変嬉しく思っております。
 このセミナーは、本NPOのスタッフのボランティアでの全面的な協力と事務局の皆さんの尽力によって成り立ったものです。
 紙面を借りて深く感謝の意を呈します。

2018年9月吉日  文責  青山興司

生徒の参加は以下の高校です
岡山県立朝日高等高校・岡山県立操山高等高校・岡山県立城東高校・岡山大安寺中等教育学校・岡山県立倉敷南高等学校・岡山県立津山高等学校・明誠学院高等学校・岡山高等学校・岡山白陵高等学校・金光学園中学高等学校・広島大学附属福山高等学校・広島県立広島皆実高等学校・ノートルダム清心高等学校・岡山県立高梁高等学校

1 参加者の集合写真
2 講演風景 3 ビデオ鑑賞
4 スタッフと一緒の昼食会  
5 手術トレーニング  
6 超音波検査体験  





1 ザ・チーム青山201807、ミャンマー組医師4名看護師1名の羽田空港出発直前です。楽しい元気なメンバーです。
2 7月1日、ヤンゴン到着
5年前日本で手術したニーニーちゃん宅を訪問。毎年1回自宅を訪問しています。今年も元気に学校へ行っていました。その節は皆様お世話になりました。
3 ワッチェ病院診察室前ロビー・診察室内診察中
7月1日 18時 ワッチェ病院に到着 ロビーは患者さんで溢れておりました。この患者さんの中から今回の手術患者概略20名を決定しました。
4 7月2日 朝7時
ワッチェのジャパン・ハートの宿舎を出て手術に向かいます。
ワッチェの手術ミッション中はずっとこの宿舎と病院の往復です。
5 7月2日 初日の手術は4例、8時開始で終了は23時
終了後のカンファレンスです。時計は23時半を示しています。皆頑張っています。
6 7月3日
朝7時半からの回診です。皆で熱心に相談しながら廻ります。この日の手術は8時開始23時半終了でした。
 
7 7月4日 朝7時発でマンダレ小児病院へ。中心がM.M.LWIN教授。
教授の要望で総排泄管異常症と膀胱外反症の手術を行いました。
8 7月5日 手術前の写真です。時々停電はありますが、快適な手術室です。
この日は大きな手術が重なり、朝8時始まりで、終了が翌日早朝4時になりました。皆元気に頑張ってくれました。6日は又いつも通り8時に手術が始まりました。
9 7月6日 マンゴーの樹のまえで 2年前、宿舎の前の広場の片隅に仲間と一緒に70cmのマンゴーの苗を植えました。すでに3mの高さになっていますが、実がなるにはもう2年かかりそうです。今から楽しみにしています。
 
10 7月7日 ミャンマー最後の日です。近所の食堂での朝食です。
食後、全患者の回診と詳細な申し送りをして11時半病院を発ちました。5日間の総手術数は20例で、平均睡眠時間は4時間程度でしたが、皆元気に旅立ちました。
11 7月8日 昨晩23時にプノンペンに到着し、本日は朝7時にホテルを出てジャパンハートの病院AAMCに到着しました。日本で手術をした小児がんの子供、マカラ君・レッカーナちゃんも診察にきてくれました。
どちらも元気です。手術時お世話になった岡山医療センターの皆様に感謝しています。左はマカラ君です、右はレッカーナちゃんです。
 
12 7月8日  外来受診患者診察終了後、皆と相談して2日間の手術を決めました。今回は8日4例、9日3例全て尿道下裂に患者さんになりました。
13 7月9日 全ベッド尿道下裂の子供が並んだ回診の風景です。
14 7月9日  久し振りに手術が早く(18時)に終わったので、ジャパンハートのメンバーと親交を暖める会を持つ事が出来ました。カンボジア人を含む多くの職員が多く参加してくれました。終了後21時から最終回診をし、ホテルに帰りました。明日は早朝4時半ホテル発でラオスに向けて発ちます。
 
15 7月9日
AAMC前でジャパンハートの職員に楽しく送って頂きました。
16 7月10日 昼頃ラオスに着きました。
早速明日からの手術に備えてラオスただ一つの小児病院を訪れて患者の診察、小児外科の先生と手術の打ち合わせをしました。日本で手術をした小児ガンの子供ナムソンちゃんも6時間かけて小児病院に来てくれました。再発もなく、元気な姿を見て嬉しく思いました。自分でラオスの恋人と決めています。
17 7月11日 小児病院外科部長Dr.SITHIMOLADAと一緒の手術風景です。
今回は日程の都合で手術時間が正味1日半なりました。そのため4例の手術になりましたが、全てが過去に現地で行なわれた子供達の再手術でした。初日は2例でしたが、そのうちの1例は過去6回手術が行われた鎖肛・排尿障害の子供の手術でした。そのためラオスでは珍しく夜9時までの手術になりました。
18 7月12日  全ての手術が終了後の記念写真
ラオス小児病院の手術室スタッフ、ラオスジャパンハートのスタッフ、私と同行した日本からの医師3名を含む全員で、手術室の出口での写真です。ラオスの手術室看護師は非常に楽しい人が多く、時には笑いの出る和やかな手術でした。この3時間後ラオス空港から帰国の途に着きました。



当機構では2018年8月19日に第4回高校生向けのセミナーを開催します。
医学に興味の有る高校生の参加をお待ちしています。

2018年6月18日

画像クリックでPDFをご覧いただけます。



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お問い合わせ
国立病院機構岡山医療センター 小児外科 Tel : 086-294-9911 Fax : 086-294-9255