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外科的疾患を持った子供達がより幸せを享受するためには、より良質な医療を受得る体制つくりが重要であり、そのためには多くの患者の治療を十分に経験した、良質な医療を提供する責任と覚悟を持った医師を養成する事が重要である。
より良質な医療を提供出来る小児外科医の育成を考えるとき、1.どのような小児外科医を育成するかの目標をはっきりと定め、2.育成するために必要な経験数を考慮した上で、育成可能な人数と施設を選別する必要がある。当然そのためには、3.研修者のみならず指導者に対しても、研修システムの構築とそれを実施・推進することが義務つけられる。4.同時にそれらが実際に実施されていることを検証することも義務付けられる。研修者の質の向上を考えると、当然、5.医療は医師・病院のためではなく、患者・社会のためのものであることを明確に自覚することが必要であり、そのためには、6.ボランティア活動を通じて社会貢献する事により、人間的に豊かな感性を持った医師を養成する事も必要である。また子供の医療を行うという事は、しばしばその患者の家族を背負う事にもなりうる事を理解し、7.可能な限り家族に優しく接する事ができる精神を養う事が求められる。
WHOにおいて、日本の医療は世界で最も優れているとの評価を受けている。しかし残念ながら医療も含めて日本が最も幸せな国であるか?自分が豊かさを感じているか?の問いに対しては必ずしもそうではないと答える人が多い現実がある。 このような中で、外科的疾患を持った子供達が少しでも良質な医療を受ける事により幸せを感じる事ができるようにと考え、上記の7項目の実現を目指して、本機構を立ち上げた。
特定非営利活動法人中国四国小児外科医療支援機構
理事長 青山興司
理事長 青山興司
理事長 | 青山 興司 | 国立病院機構岡山医療センター 名誉院長 |
副理事長 | 秋山 卓士 | 広島市立広島市民病院 小児外科医長 |
副理事長 | 後藤 隆文 | 国立病院機構岡山医療センター 小児外科医長 |
理事 | 岩村 喜信 | 四国こどもとおとなの医療センター |
理事 | 河崎 正裕 | 山口県立病院機構山口県立総合医療センター 小児外科医長 |
理事 | 久守 孝司 | 島根大学医学部附属病院 小児外科医長 |
監事 | 高尾 智也 | 姫路聖マリア病院 小児外科医長 |
監事 | 土居 治 | どいこどもクリニック院長 |
顧問 | 吉岡 秀人 | 特定非営利活動法人 ジャパンハート代表 |